日時計 by 秋津伶

日時計

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Description

本書は1983年に刊行された単行本を、初版にもとづいて電子書籍化したものです。
 
 四つの文体、記述方法による全体小説⎯⎯1200枚の長編作品、全四章を完全収録。

「日時計とは、永劫に回帰するものの比喩である。人間が人間であることの、人間が人間でしかないことの、超えられない限界を、わたしは示したかった。限界を定めるのは、たしかに人間である。しかし、司っているのは言葉なのだ」(後書より) ※「思索的主題を一貫して持続せしめようとする作品は、これまで、吾国において、屡々、難解で、観念的で、不器用で、感性の豊かさを持たぬといわれてきた」(埴谷雄高-函文より)

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